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病院で行う痔の検査方法や治療について

投稿日:2018年6月10日 更新日:

痔はとても恥ずかしい肛門の病気で、なかなか病院に相談する気にはなれないのではないでしょうか?

特に女性の場合は、恥ずかしいと言う思いから肛門科などの病院を避け、痔を放置してしまいがちの人が多いと思います。

「診察を受けるのが恥ずかしい・・・」

「病院に行くと手術されそうで恐い・・・」

「お尻を見られるのが嫌・・・」

このようにデリケートな悩みをお持ちの方も多いと思いますが、痔は放置していると症状が重症化する場合もあり、最悪の場合は肛門がんや直腸がんなどの病気に発展してしまう場合もありますので要注意なのです。

しかし、痔をかかえている人の中には、病院で行う痔の検査とはどのようなものなのか、痔の検査で下着は脱がないといけないのか、痔の検査で肛門を見せなければならないのか、等々さまざまな不安があると思います。

そこで今回は、病院で行う痔の治療や検査方法について解説していきたいと思います。




病院で行う痔の検査方法について

病院での痔の検査となると、恥ずかしいと言う思いから抵抗がある方が多いと思います。

たしかに痔はとても恥ずかしい肛門の病気で、特に女性の方は絶対に他人に肛門を見せたくないと言う人も少なくはないと思います。

しかし最近では、肛門科に寄りますけどお尻(肛門)を見せずに診察してくれる病院もあり、配慮されています。

ただし、ごく少数派の病院になりますので、ほとんどの場合は肛門を見せなければなりません・・・

ですから、お近くの肛門科などの病院に一度問い合わせてみることをおすすめします。

とは言っても、初診時に肛門を見せない検査を行うだけであり、治療が必要と判断された場合は肛門を見せなければなりません。

病院(肛門科)での主な検査方法

病院で行われる痔の検査はさまざまですが、基本的には以下のようになります。

問診

まず初めに行うことは、他の病院と同じで「問診」からになります。

問診では、

  • どのような症状か
  • いつから症状が出ているか
  • 便秘なのか
  • 下痢なのか
  • 便通以上はあるか

などを聞かれます。

この時に、正直にありのままを話すようにしてください。

そのためには、できるだけ自分の痔の症状を理解し整理しておきましょう。

痛み
  • 痛みがあるかないか
  • どのようなときに痛むか
  • 痛み方について
出血
  • 肛門から出血があるかないか
  • どのようなときに出血するか(排便時など)
  • 出血の量
腫れ・痒み
  • 腫れはあるか
  • どのようなときに腫れるか
  • 痒みはあるか
  • どのようなときに痒いか
分泌物
  • 分泌物はあるか(膿・粘液)
  • どのようなときに分泌されるか
脱出物
  • 肛門から脱出物はあるか
  • どのようなときに脱出するか
  • どのようなものが脱出するか
  • 自然に戻るか
  • 指で押し込めば戻るか
便通
  • 一日の排便の回数
  • 便の形状や硬さ
  • 排便時間
  • 残便感

上記のように、細かい症状をきちんと医師に伝えるようにしてください。

視診・触診

視診・触診では、ベッドに横向きに寝転んで下着を少し下ろします。

診察室はカーテンで仕切られていたり、露出部はタオルなどで隠して少なくするなどのプライバシー保護の配慮がされています。

診察は、患部を直接見たり、ゴム手袋をして麻酔のゼリーを患部に付けて触れてみたり、肛門内に指を入れて診察を行います。

これは、肛門や直腸下部の病気には欠かせない診察になりますので、恥ずかしがらずに力を抜いてゆっくり深呼吸しながら受けるようにしましょう。

肛門鏡検査

肛門鏡検査とは、肛門内部を「肛門鏡」と言う特殊な道具を使って観察する検査になります。

いぼ痔でも内痔核の検査を行う際に行われます。

大腸内視鏡検査

ほとんどの場合大腸内視鏡検査は行われませんが、必要な場合に応じて大腸の全てを内視鏡と言うカメラで観察します。

この場合、検査前に食事制限や下剤を飲んで大腸を綺麗にする準備が必要になります。

肛門に力を入れないようにしましょう

診察中は、肛門に力を入れないように注意しましょう。

リラックスして診察を受けることが大切で、肛門に力が入ってしまうと診察が長引いてしまったり、きちんと診察できなかったりします。

以上が肛門科などの病院で行われる痔の検査になります。そして、検査結果によって手術が必要なのか、生活習慣の改善と痔の薬で治療を行い経過観察するのかを判断します。

9割の痔はセルフケアで治すことができる!

痔と言えば、必ず手術が必要なイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は9割の痔は手術不要でセルフケアで治すことができるのです。

実際に病院で検査を受けたとしても、即手術となるケースは非常に稀で、ほとんどの場合セルフケアで治すように生活指導を受けるかたちになります。

そのため、痔の症状がそれほどひどくない場合で、日常生活に支障を来していないと言う場合は自宅でできるセルフケアだけでも十分字を治すことができるのです。

いぼ痔や切れ痔を治すためのセルフケア方法は以下の記事にまとめていますので参考にしてみてください。

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肛門科などの病院で行われる日帰り手術

痔はセルフケアで治すことができる肛門の病気ではありますが、症状が酷い場合は手術が必要になる場合もあります。

痔の手術はさまざまですが、ほとんどの場合「日帰り手術」になりますので、入院することなく痔の手術を受けることができます。

日帰り手術も可能な「ジオン(消痔霊治療)」

痔の中でも内痔核の治療で行われる手術法で、特殊な薬品を痔核に注入しいぼを小さくする効果に期待できるのが「ジオン(消痔霊療法)」になります。

日本では平成16年に厚生労働省に認可された手術法になります。

ジオン(消痔霊療法)の手術法について

ジオン(消痔霊療法)とは、内痔核の周辺に「硫酸アルミニウムカリウム」を含んだ特殊な薬品を注射器で注入し、痔核とその周辺の組織を固め、血流を防ぐ事によって痔核を小さくする手術法になります。

ジオン(消痔霊療法)のメリットについて

ジオン(消痔霊療法)のメリットは、

  • 痔核を切除しないので出血を伴わない
  • 手術時間が短い
  • 脱肛の改善率が高い
  • 日帰り手術が可能な場合もある

になります。

ジオン(消痔霊療法)のデメリットについて

ジオン(消痔霊療法)のデメリットは、

  • 基本的には入院が必要
  • 痔核が再発する可能性が高い
  • 医師の技術に左右される
  • 効果が全くない場合もある
  • 人体にとって安全面が不透明なアルミニウムが含まれている

になります。

痔の注射療法は、施工方法に技術が必要になり、適応の見極めも重要で、施術には専門の資格が必要となります。

また、痔の症状によっては注射療法よりも切除の方が良い場合もあります。

痔の手術が必要な場合、他にどのような手術法があるのか気になると思いますが、痔の手術法につきましては以下にまとめていますので興味のある方は参考にしてみてください。

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まとめ

痔は病院で検査を受けても、9割は生活習慣の改善などのセルフケアで改善することができます。

ただし、あくまでも早期治療の場合に限りますので、痔が恥ずかしいからと言って何もせずに放置して重症化してしまった場合は手術が必要になります。

ですから、痔が重症化する前に正しいセルフケアで痔を治すか、肛門科などの病院へ相談するようにしてください。

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